ネガティブ体験
皆さんは、過去に忘れられない嫌な記憶ってありますか?
どんな方でも、嫌なことがない人生なんてないですよね。
否定されて、自分はダメな奴なんだって思うこともあったかもしれません。
でも以前お話した通り、あなたは素晴らしい人間なんです。
今日は、ネガティブな感情に襲われて自己否定してしまう時に効果的な考え方をシェアしたいと思います。
私も教えていただいた時なるほどなぁ、と思ったので皆さんにもぜひ実践してもらいたいと思います。
それは事実と記憶を分離して考えることです。
脳というのは、長期に渡って記憶を保管するところと、短期で記憶を保管するところがあります。
長期的な記憶は、すべてを完璧に覚えられるわけではなく、脳の中で重要そうなもの(危険を察知・ネガティブなもの)とその他と分けます。この時に、事実や環境、感情を全部混ぜて重要だ、と仕分けされます。
なので、そのときの記憶などはいろいろ混ざっていて、結構あいまいだったりするんですね。
そうなると、
『記憶と事実は必ず完全一致してるわけではない』
ということです。
例えば、何かに挑戦して、失敗に終わって、
『考えもなしに挑戦するから、失敗して皆に迷惑をかけたんだ!』
と批判されたとします。
…傷つきますよね。
この時に誰に言われたのか、どんな場面だったか、失敗したときの感情、それらをまとめて記憶します。
でも、挑戦して失敗することなんて誰にでもありますよね?
はたまた、迷惑をかけている!と言った相手も、皆、といっているけれど、それはその人の虫の居所が悪くて怒っただけかもしれないですよね。
奥深く追及すれば、本当のことなんて、誰にも分からないんです。
都合のいい考え、と思うかもしれません。
ですが、
『考えなしに動くのは危険だから、以後気を付けよう』
と思うのか
『自分は挑戦したら、失敗して迷惑をかける奴なんだ』
と思うのかでは、全然違う、ということですね。
記憶と事実を分離して考えてみましょう。
『自分は何事も続かない、だらしない奴』
ではなく、
『自分にはこれは向かなかった。では、もっと夢中になるにはどうすればいいだろう』
と考えることができるか、ってことですね。
すべてイコールではありません。
切り離して考えてみましょう。
そうすると、できない自分、なんて思わなくなりますよ(^^)
皆さんが明るく楽しい人生を歩めますように(^^)